大谷翔平選手の愛犬「デコピン」は今や世界一有名なワンちゃんじゃないでしょうかね。
大谷選手は「デコピン」と呼んでいますが、アメリカの人に紹介する時は「デコイ」と呼んでいると話していましたよね。
大谷選手とテレビに出たことでたくさんの人が注目した犬種だと思いますが、結構な希少犬種のようです。
デコピン君を見て「かわいい!」と思った人も多かったと思います。
これからワンちゃんをお迎えしたいと考えている人がコイケルを候補に入れているならぜひ読んでみてください。
コーイケルホンディエってどんな犬種?
コーイケルホンディエ(コイケル)は原産地がオランダで、体重が9~11㎏の中型犬になります。
希少な犬種のためか飼っている人をあまり見かけたことがないという人も多いと思います。
大きさで言うとスヌーピーのモデルになったと言われているビーグルと同じくらいです。
元は鴨をおびき寄せるための狩猟犬されていたようですが、現在は家庭で飼われることが中心で、あまり吠えることがなく穏やかな性格で明るくて活発。
誰とでもすぐ仲良くなる性格で、番犬には向いてないと言われています。(個体差はあると思いますが)
穏やかな性格はゴールデンレトリバーに似ているようです。
中型犬の平均寿命は約14歳くらいと言われていますが、飼育環境や運動、食事などに気を使ってあげることで少しでも長く一緒にいてたいですよね。
かかりやすい病気はある?
コイケルは「フォン・ヴィレブランド病」という出血すると止まりにくくなる遺伝子病を持っている可能性があると言われています。
親犬が遺伝子検査を行っていて、その結果に問題がなければ生まれた子犬は100%発症しないとされています。
他にたれ耳さんは耳の中が蒸れやすいので外耳炎にかかりやすいと言われています。
たれ耳さん以外でも外耳炎にかかってしまうワンちゃんはたくさんいますが、たれ耳さんは通気性が悪い分、かかってしまうと悪化してしまう可能性が高くなります。
原因としてはアレルギーやダニ、細菌などいくつか理由がありますが「よく頭を振る」「耳をよく掻くことが多い」「耳の中が赤い」「耳の周辺に耳垢が付着している」「耳の中が臭い」など、症状が見られた場合は獣医さんに相談しましょう。
ほっておくと悪化する恐れがありますので、普段から耳の中を見てあげるようにしましょう。
ちなみに我が家はビーグルさんを飼っていましたが、耳の病気になってしまった後に耳の中を洗浄する液体を購入し、獣医さんに教えられた通り毎日洗浄していました。
お手入れはどれくらい?
くるんとカールした被毛がかわいらしいコイケルは被毛の長さは少し長めですが、柔らかい毛質のためお手入れは毎日ブラッシングしてあげるだけで十分な、お手入れが比較的楽な犬種のようです。
被毛の長さは少し長めですが、柔らかい毛質のためお手入れは比較的
体臭も少なく、1ヵ月に1度シャンプーをしてあげれば十分。
毛の長くなる耳まわりや尻尾、おしりまわりは他の犬種同様、定期的にカットしてあげましょう。
お迎えする時はどこから?金額は?
ペットショップではなかなかお目にかかることがないコイケルを自宅にお迎えしたいと思ったらブリーダーさんに連絡しましょう。
ですが、日本ではコイケルを育てているブリーダーさんの数が少ないためなかなかお迎えできないかもしれません。
ですが、ブリーダーさんは親切に子犬の情報を教えてくれるので犬舎によっては予約できるかもしれません。
すぐにお迎えできなくても、お願いすればコイケルの生体を見せてくれることもあります。
時間が経って後から気が変わらないように、お迎えを考えたらブリーダーさんに相談することをおすすめします。
コイケルの生体価格ですが、30万円~50万円前後が一般的な価格のようです。
それ以外にマイクロチップやワクチン代は別途になることが多いです。
散歩は運動は?
犬種によってあまり散歩に行かないワンちゃんもいますが、コイケルは活発で運動が大好きです。
理想の散歩時間は1回30~40分を1日2回。
散歩以外にもドッグランなどで走り回れる時間や、公園で遊んだりする時間があると喜んでずっと走りまわっているようです。
飼い主さんがスポーツ好きだと一緒に楽しめるかもしれませんね。
ですが、毎日の生活の中で時間をなかなか作ることができなくてかわいそうに思ってしまうこともありますよね。
そんな時は毎日の散歩の時間を少し長くしてあげたり、家の中でかまってあげると走り回る時間がなくてもストレスがたまりにくいようです。
コイケルは元々、あまりストレスが溜まったり人に攻撃したりする性格ではありませんが、突然爆発するなんてこともあるかもしれません。
日頃からできる限り身体を動かす時間を作れれば、ワンちゃんだけではなく自分の健康管理にも役立つかもしれませんよね。
ちなみに・・・デコイの名前の由来は?
大谷選手が「デコピン」と呼んでいると語っていましたが「もともとデコイと言う名前があったので」と言っていましたよね。
コイケルは自分の尻尾を使って鴨をおびき寄せる狩猟犬で、その行動から「ダックデコイ」と呼ばれていることがあるようです。
「ダックデコイ」と検索するとアヒルの模型がヒットしました。
もしかしたらそれにあやかってブリーダーさんがもともと「デコイ」と言う名前を付けていたのかもしれませんよね。
日本人にはすでにおなじみの「デコピン」。
今後、ワンちゃんにつける名前として流行する可能性もありますよね。
まとめ
動物を家族として迎え入れると決めたら、その子にあった生活を提供してあげなくてはいけません。
自分たちの生活のペースに合わせながら上手にバランスを保てるか確認して決断する必要があります。
特に大変なのは病気にかかった時。
人のように症状を伝えることができないので、赤ちゃんを育てている時と同じように気を使う必要があります。
でも、ストレス社会と言われている今の時代、動物が癒しを与えてくれる存在であることは間違いないですよね。
コイケルを家族に迎え入れたら、その愛らしい顔が毎日の疲れを忘れさせてくれてさらに癒しを与えてくれることは間違いないですよね。